TSメリクロン

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●種苗の研究開発・販売●
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種類と開花時期

種類と開花時期

スターチスの中で、当社で主に扱っているものを紹介します。
 
シュニアタ(L. sinuatum

イタリアのシチリア島から北アフリカ、パレスチナを含む地中海一帯が原産地です。温暖な気候と乾燥を好む半耐寒性多年草ですが、切花栽培では一年草扱いをしています。種名は「深波状の」という意で、葉緑が波状になっていることに由来しています。日本では、和名:ハナハマサジ(花浜匙)と呼ばれることもあります。これは、スターチスが元々海辺近くで生息していた花で、花の形がサジ(スプーン)に似ているため、「海辺のサジ」という意味だそうです。花芽が立つためには一定の低温が必要で、花の採花時期も生産地である暖地と高冷地で異なります。このシュニアタは私たちが研究、培養している代表的な種で、スターチスの中でも最も多彩な花色をもち、白、黄色、青、赤、ピンク、紫、オレンジのほか、当社の品種にはサーモンピンクや青紫、ライトブルーなどもあり、カラーチャートができるぐらいバラエティーに富んでいます。生花としてもドライフラワーとしても使える花です。

※ 原色園芸植物図鑑(保育社)、園芸植物大辞典(小学館)より一部引用
いつ花が咲くの?

生産地によって、定植する時期が異なります。採花は、1番花、2番花・・・と1番花を切った後も、花芽が伸びてきます。メリクロン苗の場合、下記の表が目安となります(当社品種目安)。メリクロン苗は選抜され、洗練された品種なので、ブラシのきれいさ、花色、ステムの採花性等を考えられるのでしたらメリクロン苗の栽培がお奨めです。また、露地に植えた場合、雨にあたってしまうと花の色が悪くなってしまいます。雨よけでもいいので、ビニールをかけることをお奨めします。
 
シネンシス(L. sinense

当社の「チェリーブロッサム」は、台湾原産の「タイワンハマサジ」と中国本土の原産種を交配して作り出したハイブリッド由来の品種です。耐寒性多年草ですが、当社の切花栽培では一年草扱いをしています。原種は薄いピンク色が多いのですが、当社では育種・研究を重ね、オレンジ色、サーモンピンク色などのパステルカラーの品種も販売しています。当社品種の特徴は、ガクがパッチリと開き、密に展開して、とても美しい花形をしています。栽培には低温を必要とします。ドライフラワーとしてもガク落ちが極めて少ないため、長期間の鑑賞が楽しめる品種です。

 
いつ花が咲くの?
中国系シネンシスである当社のメリクロン苗は、株を大きくし十分な低温にあてることによって、鮮やかな色目の良質の花を咲かせます。シュニアタと同様、雨にあたってしまうと花の色が悪くなってしまいますので、定植場所には雨よけのビニールをかけることをお奨めします。
 
カスピア(L. bellidifolium

ヨーロッパ、コーカサス、シベリア原産の寒さに強いスターチスで、半耐寒性の多年草です。当社の品種は交雑を行ったハイブリッド・スターチスで、四季咲き性が強く、草姿・花色に優れた栽培容易な有望品種です。苗でハウスに2月下旬〜4月に定植すると、6月〜7月に開花します。
ペレジー(L. perezii

カナリア諸島原産の半耐寒性多年草で、スターチスの中で数少ない半木立性で周年開花する性質をもっています。当社品種も濃い紫色のガクに、耐病性に優れた極良花です。メリクロン苗は秋植えし、初冬頃から採花し、翌年7月〜9月頃まで休止して、10月頃からまた採花します。
デュモサ(L. dumosum
シベリア、コーカサス原産と言われていて、寒さには強く、宿根性の一季咲きです。花は低く横張りの性質があり、濃桃紫色です。メリクロン苗を春先に定植し、夏~秋に開花します。
ハイブリッド・スターチス(種間雑種)

種間雑種は自然交雑の実生選抜だけでなく、人工交雑、それに加えて胚培養による種間交雑の育成品種もあります。当社品種の「ブルーウィンド」はラティフォリアを中心とした交雑になっています。宿根草で、ほうき状の花穂、ガク色目は濃い空色、花が大きくボリュームがあります。秋定植(9月〜10月)で、適度な株で低温になてると、6月〜7月頃採花できます。春定植(3月〜4月)の場合、10月〜11月頃採花ができますが、株の生長、低温の感応によって採花時期が異なってきます。

その他の種

当社では取り扱っていませんが、園芸的に栽培されることのある種を紹介します。

※ 紹介文:「原色園芸植物図鑑」(保育社)、「園芸植物大辞典」(小学館)、「スターチス(リモニウム)」(誠文堂新光社)より一部引用 
 
ボンジェリー(L. bonduellei

  
種名はフランスの軍医Bonduelle氏の名にちなんだものです。アルジェリア原産の耐寒性多年草で、シュニアタの近縁種です。草姿、花序はシュニアタと似ていますが、花は黄色で、茎のヒダの部分がほとんどありません。当社の品種の中には、ボンジェリーとシュニアタとの交雑品種もあります。
 
 
アルタイカ(L. altaicum

ほうき状に立つ花穂をしていて、花茎がきわめて細かい草姿をしています。耐寒性多年草。ヨーロッパから種苗商が「アルタイカ」という名前で導入したと言われていますが、植物学的な詳細は不明です。開花期は6〜7月で一季咲きです。耐寒性が特に強く、暖地から寒地まで広く栽培することができます。
 
 
ラティフォリア(L. latifolium

ルーマニア、ブルガリア、ロシアの原産で、青色の小花を多数つける耐寒性の多年草です。種の名前は「葉の幅が広い」という意味の言葉からきています。


スウォロウィー(L. suworowii

種の名前は、Suworow氏の名にちなんでいます。コーカサス、西部トルキスタン、イラン原産で、半耐寒性の一年草です。他のスターチスとは、花の形が異なり、花穂はやや長く直上で伸びてひも状の花穂になります。