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総本山!

2016-05-23
先週、沖縄や九州方面は梅雨入りしたそうですね。
しかし、今日は今年一番の暑さをマーク!
梅雨前に真夏の暑さにもうバテバテです~。 
 
さて、今回は日蓮宗の総本山である「身延山」(標高 1153m)に登ってきました。
日本三大門の一つである山門には、朝早くから信者さんの団体がひしめき合い、
登山スタイルの私は、境内へ入るのを尻込みしてしまうほどでした。(笑)
287段の急こう配の石段を10分かけて登り、登山口に行き着くまでに息も絶え絶え。
聞くところによると、身延高校の運動部の子たちはこの石段を3往復するんだそうです~。
久遠寺で登山の安全と復興を祈願し、いざ登山道へ。
しばらく杉の木立の中をゆるゆると登り、シャガの花の可憐さに癒されていると、どこからか歌う声が。
音が拡散されてよく聞き取れなかったのですが、すぐに分かりました。
山頂から信者さんの団体がざっと200名ほどお経を唱えながら下ってきたのです。
お坊さんが唱えるような「南無妙法蓮華経」という平坦な言い方ではなく、
歌うように思わず一緒に口ずさんでしまう心地の良いメロディでした。
お年寄りから茶髪の十代ぐらいの若い世代と様々な方達がいらっしゃいました。
おそらく前日に登って、宿坊に泊った方達なのでしょう。
頂上までほぼ2時間30分ほど。
途中までは舗装されて登りやすいのですが、中腹から土むき出し~の石ゴロゴ~ロの「THE 登山道」な道が続きます。
信者さん達は地下足袋を履いていたので、登山靴にくらべて登りにくかったのではと思います。
それも修行の一環なのでしょうね。 
頭が下がります。 
どんな思いで登ってきたのでしょう。
どんな願いを込めてお経を唱えているのでしょう。
そんなことに思いを巡らせながら、無事頂上へ到着。
展望台で富士山は拝められませんでしたが、まずまずの眺望を楽しめました。
帰りはロープウェイで・・・とも思いましたが、やはり自分の足で下山しないと。
私の中で登山は、達成感を味わう他に修行とも思っているので。
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