ブログ
180年後の景色
2015-08-10
暦の上ではもう秋ですね。
ふと空を見上げるとひつじ雲が浮かんでいたり、風がいつもより冷たく感じたりと秋の気配を感じます。
とはいえ10日近くも猛暑日が続いた甲府や都会ではまだまだ秋は程遠いですね。

県内で一番に秋の気配を感じる小淵沢です。
さて、そんな暑いさなかに石和温泉駅近くにある「大蔵経寺山」へ登ってきました。
標高は716mとさほど高い山ではないのですが、登山道がしっかり整備されてるわけでなく
急登も多いのでレベルとしては中級者レベルです。
山頂は木々が鬱蒼と茂って展望はなかったので、登るなら落葉している晩秋がオススメですね。
南の方に降ると展望台があり、そこには葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつ、「甲州伊沢暁」の看板が。
恐らくこの大蔵経寺山から見た景色ではないかと 云われています。
で、隣の写真がその180年後の景色なのですが・・・。
残念ながら富士山はちょうど雲の中。

甲州街道は今は国道20号と名を変え、それと並行して中央線が走っています。
当たり前ですが、かなり様変わりしてます。
それに石和は「伊沢」 という漢字だったとは知りませんでした。
どうして漢字を変えてしまったのでしょう。
そういう疑問から歴史のひもを解いてみるのも面白いかもしれませんね。
今週木曜日から弊社もお盆休みに入ります。
今年は4日間とちょ~っと短いお休みですが、(笑)今までの暑さでバテバテな体をゆっくりと休めたいと思います。
皆さんもどうぞ良い休暇をお過ごしください。