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だんだん暑くなってきましたね。
皆さん、気温の変化についていってますか？
外で作業している方はしっかり水分補給をとってくださいね。

さて、先月久しぶりに映画を観に行ってきました。
昨年の本屋大賞1位の作品で三浦しをん作の「船を編む」です。

出版会社に務める営業マンの主人公。
本が好きで、人とのコミュニケーションをとるのが苦手でちょっと周囲から浮いている彼が、ひょんなことから存続も危うい辞書部の編集者へと抜擢され、色々な困難に立ち向かいながら恋に仕事に奮闘するというものなのですが、何ともざっくりとした説明で三浦ファンの方には申し訳ありません。

私も本を読むのは大好きなので、辞書を引くというよりは授業中などよく読みふけっておりました。(笑)
ので、どんな風に辞書が作られているのかとても興味がありました。
思っていた以上に根気と長い年月が必要でした。第一稿、第二稿と何稿にわたって一言一句丁寧に見直して、それはもう気の遠くなるような作業の連続。
相手に思いを伝えるためのツールとしての言葉。
映画を観て自分はちゃんと使いこなせているのか、正しく使っているのか、改めて考えさせられました。

ちなみにタイトルの「右」の説明ですが・・・。
映画の主人公は「西を向いた時に北にあたるほうが右」と説明しました。
なるほど〜と感心しました。他の辞書も方角や時計を使って右の説明がされてました。
単純に左じゃないほう、と考えた私は辞書編集者に向かないですね〜。(笑)
知り合いにその質問をしたら、
「小淵沢から富士山の方を向いて地蔵岳のオベリスクが右、金峰山の五丈岳が左」
と何ともマニアックな答えをくれました。^^;
皆さんはどう説明しますか？
お箸を持つ方はダメですよ。(笑)