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予想以上の長丁場
2016-07-19
3連休は暑かったですね~。
昨日の「海の日」は山梨の勝沼が37度越えで全国一位でした。
それを聞いただけで、もう汗ダラダラです。(笑)
甲府より暑いなんて、勝沼の観測場所ってどこなんでしょう?
皆さんは、どのように過ごしましたか?

さて、3連休中に記念すべき(?)30座目を登ってきました!
「滝戸山」(標高1221m)です。
前回登った「春日山」の隣にある山で、そこから黒坂峠ー鶯宿峠ー滝戸山へ至る片道3時間30分のロングコース。
まぁ、境川方面から行けば40分で滝戸山に登れるんですが、それではつまらないので。

朝から靄がかかり、あまり良い天気とはいえませんでしたが、蜘蛛の巣に朝露があちこちに光りなんとも幻想的。
同じ道とはいえ、また違った雰囲気を楽しめました。
さくっと春日山の頂上を再び訪れ、そこから先は未知のゾーン。
地図も持たず標識と木などについている登山道を示す赤いテープだけを頼りに行ったので、今思えば無謀でした。

おおよその見当しかつけておらず、1時間ぐらいで行けるだろうと高をくくっていたら、まさかの2時間以上!!
しかも途中の標識も朽ち果ててどちらへ行けばいいのか分からず、あっちこっちウロウロ。
諦めて帰ろうかと思いましたが、よ~く看板を見ると小さな文字で「←鶯宿峠」と書いてありました。
草が生い茂っていてどう見ても道なんかないじゃん!と思いきや、近くに行くとちゃんと道がありました。
ここからアップダウンの激しい登山道。
あまり人が通らないのか草も枝も伸び放題の獣道。
よく見ないと赤い印や踏み跡を見逃しそうでした。
春日山から1時間30分。
ようやく「鶯宿峠」に到着。
苦労を労うかのように、ナンジャモンジャの木が出迎えてくれました。
ヒノキの変種らしく「リョウメンヒノキ」という学名がついてますが、ヒノキであってヒノキでない。
コノデガシワであってそうでない、よく分からないからナンジャモンジャと呼ばれているそうです。
しばし、ナンジャモンジャの下で休憩。
が、そこからまた道を見失いウロウロ。
確か途中から林道を通ると、山梨百名山を登っている方のブログの記事を思い出し、ダメなら引き返そうと思い、しばし林道を歩きました。
ゲートは閉められていましたが、歩行者は難なく通れたので、その先の看板へ。
ようやく「滝戸山登山口」の看板を発見!!
ルートが合っていた喜びに、疲れも不安も吹っ飛びGO、GO状態。(笑)
所要時間40分を30分ちょいで登りました。
山頂の展望はありませんでしたが、もうそんなの関係なく満足でした~。

で、予想以上に時間がかかってしまったことを考慮し、早々に下山。
今は夏だから夕方でも明るいですが、やはり来た道を正確に辿れるかどうか不安だったので。
無事、分岐も間違えず春日山までたどり着いたのですが、水分補給ができなくなるという大ミスを犯してしまいました~。

(グミとか食べて多少紛らわしましたが・・・)
普通なら下山に50分ほどもかからないのに、さすがに6時間近くも歩いていたのでHPが赤く点滅。
それでも1時間でなんとか下山しましたが、水が飲めない分、ものすごく遠く感じたのは言うまでもありません。

登山計画はちゃんと立てないといけんなと思い知らされた1日でした。